済生会和歌山病院

■回復期リハビリテーション

科の特徴スタッフ紹介入院の流れ

●科の特徴など

回復期リハビリテーション科の紹介

済生会回復期リハビリテーション病棟は、3人部屋を中心に個室4床を有し、計40床のベットを運用しています。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語療法士、医療ソーシャルワーカー(MSW)が患者様を中心として、ご家族を含めたチーム全体で共通した目標設定を行い、皆様にとって最善の訓練及び方法を模索し、在宅や社会復帰を目指して、リハビリテーションサービスを行なっています。

回復期リハビリテーション科の特徴

回復期リハ病棟においては、ADL能力向上を目標に食事・排泄・清潔・離床・アクティビティを中心に24時間の日常生活を訓練として捉え、支援していきます。
そのため、起床の起位動作・更衣動作から訓練が始まります。日中は普段着に着替えて生活にメリハリをつけます。出来るだけ本人の力で行い、自立に向けての指導及び介助をおこなっていきます。
また、洗面も移動が出来れば洗面所で行い、食事も「寝食分離」が理想です。食事摂取不良患者に対しては、食事の形態など考慮・工夫し、できるだけ自分で摂取出来る様に栄養課などに相談しています。食後は洗面所にて口腔ケアを行い、排泄は出来るだけオムツではなく、移動が可能であれば、トイレへ誘導を行い、尿・便意がはっきりしていなくても、時間ごとにトイレ誘導を行い排泄への意識付けを行っています。
清潔保持としては、当院では、週2回の入浴を実施しています。入浴できない方へは、清拭・手足欲・洗髪など随時行っています。
また、離床に関しては、患者の意欲を上げる為に重要であり、個人の耐久性・能力に合わせ、座位訓練、立位訓練、歩行訓練やレクリエーションを実地しています。
レクリエーションは、季節ごとの催しものを企画します。たとえば、花見、七夕、紅葉狩り、運動会、クリスマスなどです。

●入院対象患者様の要件
  1. 脳血管疾患、脊椎損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性硬化症等の発症または手術後2ヶ月以内の状態
  2. 高次脳障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷および頭部外傷を含む外部位外傷の場合
  3. 大腿骨・骨盤・脊椎・股関節または膝関節の骨折の発症又は手術後2ヶ月以内の状態
  4. 外科手術または肺炎等の治療後の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後2ヶ月以内の状態
  5. 大腿骨・骨盤・脊椎・股関節または膝関節の神経・筋・靭帯損傷後1ヶ月以内の状態
カンファレンス風景
自助具による食事風景
トイレ介助
空風呂練習
歩行練習
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