■放射線科
●主な検査・医療設備
◆地下1階

◆地下2階

◆一般撮影
胸部単純撮影をはじめ腹部、骨、関節を行っています。
当病院では、一般撮影をCR(Computed Radiography)で撮影しています。
CRにより画像濃度、階調を任意に設定でき、部位別、検査目的別に最適な画像を提供することができます。
胸部単純撮影 | ![]() |
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腹部単純撮影 | ![]() 基本的に息を吐いたところで止めていただきます。 |
骨・関節の撮影 | ![]() |
◆透視検査
食道・胃・腸 透視検査 |
バリウムと発泡剤(胃を膨らませる薬)とを飲んでいただき、台の上で横を向いたり、うつぶせになったりして検査をいたします。
検査時間は約15分程度で10〜15枚位の写真を撮影します。 ふつう前日の夕方から絶食、絶飲になります。 |
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注腸透視検査 | 大腸の病変を調べる検査です。 肛門側よりバリウムと空気(腸を膨らませる)を注入し、台の上で横を向いたり、うつぶせになったりして検査をいたします。 検査時間は15〜30分程度で15枚位の写真を撮影します。 2日前より注腸検査用の食事をしていただき、必要な方は検査前に浣腸をいたします。 |
気管支ファイバー 大腸ファイバー |
内視鏡による検査です。 気管支は口から、大腸は肛門から内視鏡を挿入し、透視による位置確認を行いながら検査を進めていきます。 なお食道・胃の内視鏡は透視が不必要なため、放射線室では行っていません。 |
ERCP | 内視鏡による膵臓(膵管)・胆道系の検査です。 口から内視鏡を十二指腸まですすめ、そこから逆行性に造影剤を膵管、総胆管に注入して検査をいたします。 |
PTCD | 何らかの原因で総胆管が詰まった場合、経皮的に肝内胆管に管を入れて、胆汁を外に出してやる処置です。 |
関節造影 脊髄腔造影 |
関節内・脊髄腔内に造影剤をいれて撮影します。
![]() ![]() 島津製作所(SONIALVISION 100 Evolve-RF) |
◆血管造影検査
造影剤と血管撮影専用装置を使い血管を撮影します。
細い管(カテーテル)を血管内から患部まで持って行き、血管を観察することにより、多くの病気の原因や状態を詳しく知ることができます。また、血管が原因の病気や、腫瘍の治療にも応用されます。
例えば心筋梗塞や脳梗塞が原因で、細くなったり詰まってしまった血管を拡げて、梗塞の原因を取り除いたり、また腫瘍の治療では患部付近の血管から治療薬を入れたり、腫瘍を栄養している血管を詰まらせて腫瘍にダメージを与えることができます。
済生会和歌山病院ではオランダ、PHILIPS社のIntegris Allura、Integris V3000という血管撮影専用装置2台を設置し、担当のスタッフが検査を行っており、緊急時(休日、深夜等)にも対応しています。
頭部血管造影 | 出血性病変や梗塞性病変における血管支配を確定します。さらにその結果により手術へと進む場合もあります。 手術前の塞栓療法は、非常に血管性に富んだ腫瘍の摘出に於いて手術時の出血をできるだけ減少させ、より安全な手術を可能とします。 |
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腹部血管造影 | 肝動脈塞栓術(TAE)は肝細胞癌に対する治療法の1つです。特に塞栓化学療法として抗癌剤と塞栓物質を同時に動脈内に投与し、これらが相乗的に働けば優れた抗腫瘍効果および予後の改善が期待できます。 腹部各臓器の腫瘍病変に対し腫瘍への栄養血管を確定します。頭部と同様に手術前の塞栓療法もさまざまな臓器で行われています。 |
心血管造影 | 虚血性心疾患の治療法として、バルーンカテーテルによるPCIは、血管内から患部をバルーンによる拡張・ステント留置という方法で、開胸することなく低浸襲性に速やかに冠動脈の血行再建が出来るという特徴があります。 左)PHILIPS Integris Allura/右)PHILIPS Integris V3000 ![]() ![]() |
◆CT検査
CT(Computed Tomography)はX線を用い、身体を輪切りに撮影する検査です。
右)GE Light Speed VCT(マルチスライス64列CT)
■検査の準備 |
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■検査中の注意事項 |
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■造影検査後の注意事項 |
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◆MRI検査
■強い磁気と強い電磁波を使用しますので以下の方は検査ができません。 |
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■検査の準備 |
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■検査中の注意事項 |
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◆骨塩定量検査
骨塩定量検査とは、身体の骨量(骨密度)をX線を利用して測定する検査です。骨粗しょう症の診断を行います。
■検査の準備 |
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■検査中の注意事項 |
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◆核医学(RI)検査
■核医学検査 |
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放射性医薬品という検査用の薬を注射したり、飲んだりした後、体の中の薬の分布状態を、専用の検査用カメラで画像や検査値としてとらえます。これらの情報から病気の有無や、病態の把握のための診断が行えます。 |
■検査の方法 |
核医学検査は、目的の臓器別に使用される薬が異なり、また薬の有効期限があるため、基本的に予約制になります。 検査にかかる時間も検査別に異なり、1回で終わる検査や1日2回、あるいは別の日に分けて検査する場合もあります。 |
■放射性医薬品 |
検査に用いる薬は、放射性同位元素を含んだ薬で、副作用は殆どありません。体の中に入った薬からは、極微量の放射線が出ますが、検査を受ける本人や周辺の人への影響は心配ありません。 放射線の量は時間とともに減少していき、胸・胃のエックス線検査や自然界の放射線の量と同程度です |
■検査の種類 |
臓器別に多くの検査の種類があります。
以下に当院で行っている検査をご紹介します。
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右)GE横河 MAXXUS
上記以外にも、肺、腎、副腎、甲状腺、副甲状腺などの検査も行っています。
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